びっくりビスケット [食事・カフェ]
*クレーム記事ではありませんのでご注意ください!。
高校の頃は、ケンタッキーのビスケットが好きでした。あのパイ生地のようにサクサクした食感がたまらず、単品で注文したことも数知れません。しかしながら大人になると、油こいものが苦手になり、必然的にケンタッキーから、さらにはファストフード全般から足が遠のいてしまいました。
ところが今日、訳もなくあの味が恋しくなり、思い立ってケンタッキーに立ち寄りました。まさに、12~13年ぶりのビスケットです。ワクワクして包みを開けてびっくり、
「・・・・パンですか?」
もっちりとした姿の、想像(思い出)とは全く別物の一品が姿を現しました。真ん中に見覚えのない穴も開いています。口にすると、
「・・・・パンですか?」
麦々しい、まさにビスケットというよりパンそのものではありませんか。どれくらいびっくりしたかというと、店員に「いつから変わったんですか?(決してクレームではなく)」と、聞いてしまうくらいの衝撃でした。最後に食べたのが12~13年前のことですから、レジにいたアルバイトのお姉さんでは分かるはずありません。社員が奥から出てきて丁寧に説明してくれました。
「以前は店舗で粉から作っていたのですが、7~8年前に製造方法が変わって、工場で作られたものが冷凍で届けられるようになりました。」
とのことです。時間の流れは時として、悲しい事実をもたらします。もう「あのビスケット」は食べられないと思うと、あの頃もっと食べておけばよかったなと切なくなります。
それにしても、唐突な質問に丁寧に対応してくれたケンタッキーの皆さん、本当にありがとうございました。私の思い出の中で、昔のビスケットは永遠に生き続けています。
ビスケット・フォーエバー。
追伸:アメリカではもっちりしたパンのことをビスケットというのだとか・・・(未確認)。
コメント 0