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バックパッカー旅日記ブルガリア1  [バックパッカー]

学生の頃から各地をバックパックで巡って来ました。

基本チケット一枚で、大まかな日程だけ決めて細かい行程は向こうで、というスタンスで出発します。この街が気に入ったからもう一泊、なんて融通を利かせています。

用意されたツアーでの見学より、自分で移動して辿り着くまでの道中にこそ、思い出深い経験が隠れていたりすることがあるものです。

これまでのバックパッカー旅日記はこちら

超個人的偏見先入観的見解ですが、日本人が多い場所はあまり好きではなくて、あえて(あまり)メジャーでない場所を選んだりしてしまいます。問題は自分の方に合って、せっかく現地語や旅行英語でトライしたいのに、見ず知らずの日本人に遠慮や躊躇してしまうことがあって自分が嫌なんです。

さて、今回の旅行先はブルガリアです。

某乳業のブルガリアヨーグルトの容器から、「青空とどこまでも広がる雄大な自然の美しさに溢れる国」、のようなイメージを持っていました。もちろん間違いではありません。しかし正解でもありませんでした。

実際は東欧の貧しい中進国といった感じです。首都ソフィアでは貧富の差も散見され、ゴミの散らばるエリアもあったりして、お世辞にも綺麗な街ではありませんでした。逆にアジアに見られるような、活気溢れる成長著しい都市という印象を持った次第です。

今回旅行をするにあたり一番興味深かったことのひとつは、ブルガリア人の首の振り方が逆だということです。ハイで横に振り、イイエで立てに振るので注意が必要です。さらに相手が外国人だと向こうが合わせて逆に振ってくれることもあるので、ジェスチャーだけでは不確実なので、実際の発音「ダ」と「ネ」で聞き分ける必要がありました。

さて、首都ソフィアですが・・・・、

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活気、喧騒、混沌、どことなくアジアを感じる雰囲気が広がります。

首都ソフィアの主な移動手段はバス、トロリーバス、ミニバス、トラムなどで、地下鉄もあります。街のインフラ整備は地下鉄延伸に注がれ、まるで他の整備は御座なりのよう。維持管理にはあまり力を入れないようで、新車以外はとことん古く汚いものが多いです。旧共産党時代からのお下がりとも見受けられます。

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本当に古く汚い車体です。掃除する習慣が全くないようです。新車を導入してそのまま朽ちていくまで使うのみのようです。

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ミニバスはバス停がなく手を挙げて停めます。ルート上のどこでも降りることができます。

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路線バスもトラム網をカバーするように発達しています。

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車内も、本当に、その、汚いです。どことなく哀愁、否、哀臭。

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首都ソフィアではバス停近くの券売所で切符を買い、車内で自分でパンチをします。時折ある検札でひっかかると容赦なく罰金が課せられるとのこと。実はこの件でひとつのエピソードがあるのですが、それは後ほど・・・・。

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地下鉄にも乗りました。

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開通したばかりですからとっても綺麗!でもこの地下鉄もいずれ上記のトラムやバスのように朽ちてゆくのでしょう・・・・。

リラの僧院へ行く時に、電車にも乗りました。ツアーや直通バスもあるにはあるのですが、本数の都合や、道中そのものを楽しみたい思いもあって選択しました。

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英語表記がなくキリル文字一本の潔さ。窓口でもあまり英語が通じないので、ガイドブックの文字を写して筆談したり、片言のブルガリア語で何とか意思疎通できました。

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電車もまた古く・・・・~、以下略。

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首都ソフィアの駅構内のエスカレーターでさえこんなです。きっと鳴り物入りで導入されたのであろうに・・・・。補修とか修理とか、そういうのはないみたいです。

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駅地下道だって鳴り物入りで・・・・~、以下略。

 

そんなこんなで始まったブルガリア旅行です。巡った先や出来事の話は、また後日記事にしたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

つづく


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