バックパッカー旅日記ブルガリア2 [バックパッカー]
前回に続きブルガリア旅行について記しています。
世界遺産にも登録されているリラの僧院へ行ってきました。
かなりの山奥に立地する僧院へのアクセスはとても不便で、ソフィアからは一日一便直通バスが出ているのみです。地元リラ村からも一日三便しかありません。
①ソフィア直通バス10:20発~リラ12:00着12:40発~僧院13:10着
②ソフィア電車7:40発~ブラゴエフグラッド10:40着~バス11:00発~リラ11:30着12:40発~僧院13:10着
直通で行けばそれは便利に違いありませんし結局リラからは同じバスに乗るのですが、時間のことを考えるとソフィアでバスまでの時間を潰しているより、朝から電車とバスを乗り継いでいく方が、遥かに「旅行」できそうな好奇心に駆られました。
そんなわけでソフィア中央駅の始発に乗車です。駅といい電車といい、何というか東欧チックな雰囲気満載です(前の記事参照)。
同じコンパートメントの乗客に、「ブラゴエフグラッドへ行きますか?」と聞いたら、「ダ(イエス)」の答え。なので安心して乗っていたのですが、そろそろという時間になってその聞いた人がそわそわと周りの人に何か話しています。その後私に窓の外を指さして「ブラゴエフグラッド」と言いました。
「わかんなかったんかい!?」
と突っ込みを入れたくなりましたが、日本と違って車内アナウンスもないので、念のために確認してくれたんだな、とポジティブシンキングで素直に感謝し、別れを告げて下車しました。
ブラゴエフグラッド駅前から歩いてすぐそばのバスターミナルへ向かいます。
近距離バスにもどことなくアジアを感じさせる趣が漂います。古さと汚さゆえ?
僧院玄関口リラへ到着。僧院の麓とは思えない位静かな村です。のんびり散歩をしたり昼食を取りながらソフィアからのバスを待ちました。
リラの僧院へ到着。詳しい説明は割愛させて頂きますが、ブルガリアの美しい部分が凝縮されたような佇まいです。
本堂壁面には一面美しいフレスコ画が描かれています。
本堂脇のフレリョの塔は14世紀の建設当時のまま残っています。その中にお土産屋をどんと構えてしまうあたり、ブルガリア気質ですね。
結局どうしても一日がかりになってしまいますが、それだけに思い出深い僧院セルフツアーとなりました。最後までお読みいただきありがとうございました。
まだつづく・・・。
追伸
危ない!
足元注意。至る所に素晴らしいインフラ事業の痕跡が残されています。
お疲れ様でした。
異国の地で交通網を駆使して移動とは、凄いですね。
写真からは、シルクロードとか中央アジアの続きのようなイメージが感じられて、イイ感じです。
続きを期待しております。
by 大宮のMarco (2010-09-30 22:14)
Marcoさん
ごぶさたしています。
学生の頃から国内外問わず、自己流旅行をしています。
本文でも書きましたが、目的地より道中にこそ思い出深い経験が待っていたりするので、ローカル移動は非常にはまっています。
もう少しの間、旅行の記事が続きますがどうぞお付き合いください。
by elbram (2010-10-02 22:12)