「おおきく振りかぶって」アフタヌーン11年1月号感想(ネタばれ) [おお振り]
淡々と進んでいく印象の強かった練習試合編でしたが、グランド内外での出来事に溢れた今号に惹きこまれました。緻密に構成された試合も、もちろん面白いですが、やっぱり高校生のリアルで青い心理描写は秀逸です。
三橋と田島で徐々に築き上げていくバッテリー。思いをぶつけ始める三橋、三橋の球を試すことで自分のリードの未熟さを垣間見る田島。最後打ち取ってナイピー、ナイスリードと讃えあう二人を見ていて、バッテリーは大丈夫だと確信するモモカン。三橋の残り2年に馳せる思いがとても頼もしく読み取れました。このメンバーとどうなりたいかで、甲子園優勝と書いた、三橋ならではの決意にも見える182pの一コマ。。。
しかしながら、ショウマと話しているうちに、やっぱり阿部じゃないとダメだと揺らぐ三橋。そんなやり取りを見ていて、高校生はキレイだ!日々発展途上でキレイだ!と胸が締め付けられる思いでした。
事件はグランドじゃない、部室で起きてるんだ!
次回はとうとう私の念願の沖がリリーフ登板ですね。待ち遠しかった・・・。発売日の今日からもう楽しみでしょうがないです。こうして新人戦への布石が敷かれていくのですね。
頑張れ三橋、田島、そして西浦!
「おおきく振りかぶって」アフタヌーン10年11月号感想(ネタばれ) [おお振り]
やっとアフタヌーン11月号に手を伸ばすことができました。。。。
武蔵野編を挟んだがため、西浦新人戦編に入る前に、もう一度各キャラの立ち位置(性格や技術、課題など)を確認するため、練習試合編を挟んだ、かどうかは不明ですが、おさらい的な意味でも非常に効果的ではないでしょうか。
西広、発展途上中を確認、
水谷、壁ぶち当たりを確認、
花井、田島への意識むき出しを確認、
阿部、新人戦は裏方徹底を確認、
などなどありました。
そして今月は、「田島の捕手試行錯誤中を確認」の回ですね。
今後は、あくまで予想ですが、
沖、リリーフに向けての葛藤を確認、できるでしょうか?
あまりモノローグすら挟まれない巣山の出番はあるでしょうか?
栄口は?
泉は?
ひぐち先生、なんて丁寧なんだ。これで各キャラをおさらいして、心おきなく新人戦編を楽しめます。
でも、現実時間でいつになる?
最近は30p前後ですからね。
あぁ、25日が待ち遠しい。。。。
「おおきく振りかぶって」アフタヌーン10年10月号感想(ネタばれ) [おお振り]
久しぶりの西浦の試合編が始まりました。
ここ数回連続巻頭収録ですね、絶好調です。
三橋は勝ち負けよりも、色々と試しながらの投球を指示され、打者3巡目で交代と告げられています。つまり、リリーフ沖登板編が掲載間近!?、個人的にはこっちが気になるところです。沖のマウンドを見てみたい。。。
最後モモカンが「新人戦用に組んだ打順ちょっときびしいかなぁ」と言って締められています。私もそのようなことを思いながら読んでいましたので、ひぐち先生の思惑、意図が見事に読者に届いていたわけです。
1番(田島)出塁→栄口犠打は鉄板ですね。
でも巣山、花井が続かない。
後続の泉、沖が好調なものの、下位がブレーキ。
攻撃が途切れ途切れで、線にならなかったなぁ、と。
今回だけで考えると、泉4番抜擢もありえないでしょうか。
それにしてもひぐち先生、私の可愛い水谷をどうするおつもりですか?西広への生々しいライバル心がリアルです。
下位が3三振といえども、西広、三橋は空振り三振。水谷だけが一度も振らずに三振。この描写の差は大きいと思います。例え水谷が「西広も三振だ」と安心していても、振って三振か見送り三振かの違いは、指揮者にとって大きな判断材料となるものです。私自身、少年野球で当時同じことを言われましたから、きっと間違いない、と、思い、ます。「振らなきゃ使わないぞ!!」と。。。。
新人戦前の導入に過ぎないはずの練習試合がなんとも魅力的ですね。新人戦開始まで、まだリアル時間で半年くらいかかりそうな気が。。。。
あぁ沖の投球が見てみたい。三橋と1番を競ってほしい。
頑張れ西広。
もう水谷をとことん汚してほしい。その方がますます好きになり応援したくなるんです。彼を見ていると高校の頃の敵失頼みの自分を思いだしてしまうんです。完全に私は水谷タイプだったから。。。。好きです水谷、頑張れ水谷。
頑張れ西浦。
「おおきく振りかぶって」アフタヌーン10年9月号感想(ネタばれ) [おお振り]
連載本格再開、西浦編本格再開を印象付ける今月号に、舌鼓打ちっぱなしです(意味不明)。36pながら、なかなか密度の濃い内容ではありませんか。
らーぜがびびりながら入る合同練習。しかしながらそこにはモモカンの3カ年計画が垣間見えます。阿部が声出しから先輩としてのあるべき姿について考えるあたり、もう来年への意識がプンプンですよ。
栄口と花井がモモカンについての他校の反応に優越感を抱いているあたりが微笑ましいこと。
「(しのーかが誰かの彼女?)ちがう?と思う」、阿部のなんと鈍感のこと。でもこのフラグ、今後しっかり水谷を巻き込んで展開されることでしょう。作品内時間でいうところの文化祭あたりなんか・・・いかがでしょう。
練習試合が始まりました。練習試合ですからダイジェスト的なんだと思いますが、あと2~3ヶ月は合同練習編なのかな。新人戦編、ひっぱりますね。でもブランクを感じさせない深みのある連載再開であったことを嬉しく思います。
ヒハシヘンが投手班でどのように、何を得てくれるのか、らーぜが合同練習でどう成長するのか、非常に気になります。
でも何故にこの練習に参加できたのか、謎は深まるばかりですが。シガポとモモカンの計り知れない力に舌鼓打ちっぱなしです(意味不明)。
ミーハーなOB2010 浦和西‐川越工を観戦 [おお振り]
まさか、再び母校を応援に来ることができるなんて夢にも思っていませんでした(失礼!)。
2回戦でサヨナラ勝ちをして勢いに乗り、初のベスト64に名を連ねた浦和西の今日の相手は川越工業です。
上尾市営球場といえば、去年初戦で児玉に負けた因縁の地です。詳しくは過去の記事をご参照ください。必ずや勝って過去と決別してくれるだろうと、期待を胸にやって来ました。
今年は3塁側でした。
2つ勝って初の3回戦ですから応援もこんなに増えました。
両校の戦力はそんなに大きくは離れてなさそうですが、ジワジワと地力の差で離されていくような展開でした。
浦和西 000 000 0
川越工 002 100 0
前回の観戦に続き、ビッグイニングとなったのは8回。浦和西が連打と敵失含みで2点を返し、1点差に詰め寄りました。
が、その裏さらに3点を奪われてしまい、9回に犠牲フライで1点を返したものの無念の×ゲーム。3-6で今年の夏が終わりました。
浦和西 000 000 021 | 3
川越工 002 100 03× | 6
ジワジワと地力で離され、追い上げるも追いつけず、得点後の失点の・・・。おお振りで例えて言うところの美丞戦のような展開でありました。こんな例えで観戦してしまうあたりがミーハーたる所以かもしれません。
4番の松原君が田島に見えてしまったこと数知れず。
きっと来年も好成績を残してくれることを期待して、選手、関係者皆様お疲れさまでした。いい夢をありがとう。
ミーハーなOB2010 浦和西‐熊谷商を観戦 [おお振り]
今年も夏の高校野球が始まりました。OBとして2回目の母校応援です。きっかけはおお振りですから完全なミーハーOBですけれども。
熊谷運動公園まで出かけてきました。真夏日で汗だくと日焼けは覚悟していたのですが、木陰の観客席に陣取ることができてラッキーでした。
私の頃は軟式で、応援団なんてありえなかったので、夢のような光景です。
もうかれこれ夏は6~7年連続初戦敗退ですので、初めは「今日を逃すとお終い・・・・・?」なんて思いもあったりしたのですが、なかなかどうして善戦ではありませんか。先取点、追加点、ワクワクする内容です。スコアは記憶を辿っているので実際と異なるかもしれませんがご了承ください。
熊谷商 000 000 0
浦和西 002 001 3
7回を終わって6-0、まさかコールド?なんて沸くシーンもありました。
歓喜も束の間の魔の8回、集中打で3点を返されてしまいました。
それでも、なんとか、本当に何とか後を抑えて、前述の通り6~7年振りの初戦突破となりました。スタンドが沸きます。
熊谷商 000 000 030 | 3
浦和西 002 001 30× | 6
おお振りでいうところの崎玉戦のようになるかと思いきや、結果は港南戦のようでした。かなりの主観ですが。
高校生は本当になんというか、その、綺麗ですね。まっさらな純真な真っ直ぐな、私が忘れてしまったり、なくしてしまったものを全て持っているような。懐かしいあの時代の、素敵な気持ちにさせてくれます。観てて楽しいです。また都合が合えば球場に足を運びたいと思います。選手、関係者皆様、お疲れさまでした。
愛校心、郷土愛に目覚めたいちOBより。
「おおきく振りかぶってDAY」県営大宮球場参戦 [おお振り]
もうずっと楽しみにしていました、6月30日、県営大宮球場、埼玉西武VS北海道日本ハムの試合です。年3回の地元大宮での開催もさることながら、「おおきく振りかぶってDAY」と銘打ってのコラボ企画満載の一戦でしたから。
恥ずかしながら私、プロ野球観戦は本当に20年ぶりでして、当時とは色々なことが異なり、そちらも大変興味深かったです。
本当に基本的ですが、「埼玉」西武とか、「北海道」日本ハムとか、プロ野球も地域密着型になってきましたね。サッカーの影響もありそうです。
県営大宮球場に関しても約23~25年ぶりの入場だったような気がします。当時は、手書きの掲示板でした。イースタンリーグ巨人の試合で、桑田の登板を見に行った記憶があります。手書きですよ、時代ですね。おとなりのNACK5スタジアムには足しげく通っているというのに、です。
最近は(特にパリーグと聞いています)ファン感謝的な企画やイベント、コラボが盛んらしいんです。集客力向上も期待できますしね。
入場するとさっそく、おお振りの横断幕が。周りには西浦のユニホームを着た方々がたくさんいます。おお振り展示スペースも設置。なるほど、このようなコラボは集客効果抜群のようですね。でも、西武や日本ハムのユニホームを着た元々のファンの方もこれまた多数。野球人気も捨てたものではないと実感します。
おお振り展示スペースにて。等身大パネルや西浦ユニホーム、ビデオ上映、お宝グッズ展示など聖地化していました。行列の末、大撮影会となっていました。私も撮影していた分際で何なんですが。
おいおい、実写版の県営大宮球場編もUPしたいと思います。
電光掲示地盤がリニューアル。おお振り本誌でも触れられてました。忠実再現思考の作者泣かせのリニューアルです。漫画の中の一年度分は昔のままで描かないと つじつまが合いませんね。本誌でも未だに8月ですから、あと10カ月、現実時間ではどれくらい先になることでしょう。
おお振り声優陣による両チーム監督への贈呈式&ミニイベント。放送がよく聞こえませんでしたが、これ、我々は十分に分かっているから盛り上がれますが、純粋におお振りを知らない人には何のこっちゃかもしれませんね。
サプライズ!!
ひぐち先生始球式に登場!
アフタヌーンではそんなこと一言も言ってませんでしたよ、「悪い人」です(←8月号準太より引用)。場内から「まっすぐ投げろ~」なんて声が聞こえてました。きっと日ハム田中の空振りは”まっすぐ”だったゆえでしょう。
20年ぶりの野球観戦も意外に楽しいものでした。あの頃は長く感じて、最後飽きてしまったりもしたのですが。それだけ歳を・・・。
野球の応援って、サッカーとは客層も雰囲気も全然違いますね。何というか、温かいです。相手のファインプレーも誉めるし。順位はあれど降格云々ないし、落ち着いて余裕を持って見られることもあるのかな。終盤のプレーオフがかかってきたりするとまた違うのでしょうけど。
結局試合は、場外含む4本の本塁打が飛び出し、延長戦までもつれ込んだ接戦でしたが、西武は4-7で負けてしまいました。私が見ると・・・、ジンクスは卒業したから関係ありませんが。
お土産です。おお振りメガホン、試読版おお振り、おお振り新聞、嬉しい限りです。大切に使いしまっておきます。
改めて見るととっても楽しいプロ野球でした。サッカーと並行してまた見に行ってもいいと思います。サッカーは大宮(浦和含む)、野球は所沢、(バスケも女子サッカーもあるよ)こんなにプロ本拠地を持つ埼玉に生まれ育ったことを、今日はこの上なく幸せに感じました。最後までお読みいただきありがとございました。
「おおきく振りかぶって」アフタヌーン10年8月号感想(ネタばれ) [おお振り]
ついに連載本格再開です。まるでこの切ない期間を癒してくれるかのように、ブック掛け替えカバーと、らーぜタオルのおまけ2本立てです。大切に使いしまっておきます。内容も充実の31pです。次回はぜひもうひと声40p超で・・・・、ひぐち先生どうかお願いします。
準太の回想シーン、河合の台詞、心を打ちますね。利央ら桐青陣の再登場、本当に主人公たちだけでなく、キャスト全員のその後も含め大切に描いてくれるので、その、なんというか、
みんな大好きだー!
の心境になります。でも、そのスタンスは武蔵野編で立証済みでもありますね。
仲沢家は兄弟で全然タイプが違いますね。利央はかわいい系のいい人そう。一方で準太の黒さが垣間見えて、あれこんなキャラなんだという印象も。グランドと普段は違うぞ、という辺りがまたリアルに感じるんです。
阿部の荷物を丁寧に扱い自分のは放り投げる三橋、何となく言ってる意味を察することができつつある阿部。何気なく読み飛ばしそうなコマに色々詰め込まれてますね。「出なくていいっ」、「・・・・わかったよ」と三橋に説得される阿部なんて、これまででは想像できません。関係の変化、その影響が今後楽しみです。
強豪桃李と試合を組めるコネ?は実はシガポの権力が関係しているのではないかと妄想しています。その素材にモモカンのコミュ、話術がスパイスとして加わって成立しているのではないか、と。夢見ることは自由ですから。朝イチでらーぜを出迎える桃李ナインらがもう、そういう感じでした。「シガポ(withらーぜ)」をお出迎え、みたいな。
本当なら甲子園見学が終わってそのまま帰って来ちゃっても全然違和感のない「旅行編」なのに、現地でのイベントまで加わって話が膨らんでいくなんて、贅沢です。嬉しいです。試合でもするのかな。また現実時間で考えると今年いっぱいは甲子園にいるのかな。新人戦はいつかな、なんて期待に踊る8月号でした。だって「連載本格再開」ですから。
30日は県営大宮球場で「おお振り」デーです。祭りはまだ続きますね。参戦するために仕事を調整済みです。
「おおきく振りかぶって」15巻感想(ネタばれ) [おお振り]
「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」は第1期同様途中で録画を忘れ、DVD派に移行することになりました。アニメは明日最終回ですね。1クールに収めるために割愛された部分もあるということなので、改めて見比べてみたいと思います。
そして今日は15巻発売日、DVD発売日、明後日はアフタヌーンにて連載本格再開と、この半年が報われる1週間となりそうです。また20Pとかだったらかなり凹みますけど・・・・。
美丞戦後の武蔵野編との合間の、この部分の話が好きです。ここで様々な伏線、フラグが立ちました。いまだ本誌でも触れられない部分多数で、今後の展開にどう反映されていくのか楽しみです。
「水谷→千代→、、、、、」とか、「マネージャー1人、部員1人、、、、、」とか、明後日の本誌で、甲子園の夜の恋話とかで盛り上がったり・・・・しないかな。
美丞の倉田君の男気が溢れ感動しました。野球を辞めないでほしいな。呂佳のヒールっぷりも脱帽ですが、野球にもう一度向き合うことができた時、きっと変わる、のではないか、と分かったようなことを書いてしまいましたが、これは私の性善説に基づく願望です。
あぁ、明後日が待ち遠しい・・・・。
「おおきく振りかぶって」アフタヌーン10年6月号感想(ネタばれ) [おお振り]
23日に単行本14巻、24日にアフタヌーンにて連載再開と、おお振りに沸いた今週でした。
20Pですか!?
また来月休載ですか!?
何ということでしょう、半年で50Pしか読めない計算になります。が、気持ちを取りなおして新展開を見守り、再来月を待つことにしましょう・・・・はぁ(ため息)。
甲子園見学とは全く予想外の展開です。初めは強引な感じもしたのですが、読んでいるうちに自然に入ってきました。あのくだりを20Pにまとめたからそう感じたのかなぁ。
次回は利央も絡みどんなやり取りが見られるのかすごく楽しみです。また夜のらーぜトークの続編も期待できそうです。
個人的には、確か3巻?のおまけに書かれていた千代とモモカンのやり取りも、この宿泊の夜に見られるのではないかと予想。
アニメとDVDと主題歌と過去の切り抜きで我慢ですね。
8月号から本格再開という言葉を信じ、15巻もでますし、耐え忍びたいと思います。せめて単行本は休載の間を取って出てくれればなぁ。今回も思ったのだけれど。